mocha**

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東京タワー

ずっと気になっていたこの本。読みたいと思ってはいたものの、最近は本を読む時間が減って、やっと今日読み終えることができた。

明日の朝、間違いなく目が腫れている。それぐらい泣いてしまった。
途中から涙で字が読めなくなって、鼻がつまって息がしにくくなった。本を読んでここまで泣いたのは初めて。そして、本でこんなに泣けるんだと驚いた。リリー・フランキーさん。あっぱれ。テレビでみかけるリリーさんからは想像できない。
 
笑って泣ける本とはこーゆう本のことをいうんだと思った。
ベッドの中で一人で泣きながら笑ってたから傍から見たらかなり気持ち悪いと思う。
電車の中で読まなくてよかった。

けど、あれだけ悲しくて泣いたのに読んだ後はすごくあったかくて幸せな気持ちになった。
読み終わった後、すぐに実家に電話をした。23時をまわっていることに気づかずにかけてしまい、すでに眠りについていたお母さんに申し訳ないことをしてしまった。電話で睡眠を妨害しておいて「特に用事はないんだけどね。」って。そりゃないよね。って自分でも思った。でもどうしても話したくなってしまったんだもん。
ごめんね。

この本のメインは親子。そこに病気と死が絡んでくる。よくある話。と思うかもしれないけど、リリー・フランキーさんの文章の構成や表現力のせいなのか、よくある設定の話は今まで読んだことのない話のように感じた。そして、自分自身が病院で働いているせいで本に書かれている1つ1つのことが毎日の光景とぴったり重なってしまった。

2、3週間前、昔から知っている子が子宮ガンで亡くなった。
年が2歳下の弟の同級生。あたしは中学生までのその子しか知らないけどあたしが知っていた頃のその子は明るくてかわいくて、死とはとても結びつかないような元気な子だった。知らせを聞いてすごくショックでしばらくは信じられなかった。そして、人は本当に死ぬんだな。と当たり前のことを思った。その知らせを伝えてくれたお母さんが、あんたは病院で働いてるんだし、なにかあったらすぐにみてもらいなさいよ。あんまり無理するんじゃない。そして一日一日を大切にしなさい。と心配して言ってくれた。

今、ICUを担当しているのもあって誰かが死ぬとゆう現実に普通の人より少し慣れてしまっている自分を悲しく思った。なぜ慣れてしまっていたのか。それは、その死が自分の身内や知り合いではなかったから。やっぱりどこかで他人事だったから。
でも、誰かが亡くなるとゆうことは仕事上に起こる1つの出来事ではない。その誰かにも家族や友達がいて必ず悲しむ人がいるという当たり前のことを本当に忘れてはいけないんだな。と思った。

今週末、お母さんが札幌に来る。高校から家を出てしまったので離れて暮らしている期間がかなり長くてこんな時じゃないとじっくり話す機会もない。だから一緒にいられるわずかな時間をもっともっと大切にしなきゃな。

本に感化されて初めてまじめな日記を書いちゃった。
東京タワーまだ読んでない人がいたら是非読んでほしいなー。絶対読んで損はしないと思います。




01:45 | 本♡ | comments(2) | trackbacks(1)

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